今度、引っ越すとしたら「江戸」がいいかな○Ｏｏ。-y(￣∇￣;)と言ったら「江戸って場所は無いんだよぉ。江戸川区とか茨城の江戸崎は有るけどね」と言われてみた。いくらモノを知らないアタクシだって存じ上げておりますとも(￣ー￣lll)そのとき、みんなで「老後住むとしたら…」の話してて又アタクシが一人で遠いところへ行っちゃったってワケですの。「ハワイ」「石垣島」「フィジー」イロイロ候補が出てたけど…..._〆(ﾟ▽ﾟ*)

　趣味って取り立てて無いんだけど、「取り締まられ役いぢめ」や「説教」は日常の一部だし。ただ月に1,2度、ササッと着物着て「江戸散策」するのが好き。着物ッたって「お蚕モノ」の豪華絢爛のソレでは無く「贅沢禁止令」が出た後の江戸時代の長屋のオカミサン風の木綿やウールみたいなね。普段着。だけど日本ってオカシナ国になったモンだと思うわ。自国の民族衣装を身に着けるのに「おぜぜ」払って習ったり、着せてもらったりね。

　そしてコノ一枚の反物からこさえた着物を身にまとうタンビに「江戸時代の庶民の知恵」に感心させられる。だってコノ一枚か二枚の着物を一年中「着まわした」のよΣ(゜◇゜;)

　どんな風に？こんな風に…。夏→一枚(単)で着る。浴衣みたいに。秋→裏地を附けて着る。冬→表地と裏地の間に「綿」を入れて着る。春→「綿」を抜いて着る。その間、汚れたら「洗い張り」するし、ホコロビがあれば繕う。目立つ場所にシミ出来たら目立たない場所へと布地の移動をする。それでも「傷み」が多くなれば「イイトコ取り」して子供のものに縫い直したり前掛けや半纏に形を変える。やがて着るにはセツナイ形相を呈してくれば「オムツ」に。赤ん坊のオムツは新しいモノより何度も水をくぐらせたほうが「肌当たり」が良いものね。オムツの役目も終えたら「雑巾」へ。コノ頃は布地もかなりヘタって来てるからシッカリと「刺し子」して補強したんでしょうね。雑巾もやがてはボロボロに。さぁ、そしたら「お役御免」と思うでしょ?!ところがマダマダ続くんでぇえい！━━━━ヽ(＾▽＾  )ﾉ━━━━!!!!　ボロになった残骸は「ご苦労さん」とカマドの焚き付けに。カマドの「灰」と化したかつての着物は………最後は「かまどの灰の引取り屋」に買われるんですのッ(＞▽＜)キャー♪

　なんか、ワケも無く感動しない？コレこそが究極の「エコ・ライフ」ですわ。買われた「灰」はたぶん「藍屋」や「紺屋」の染色に使われるんだと思うわ。

　着物一枚にしてコノ「ドラマ」。江戸に惹かれる理由はマダマダ有るけれどアタクシにとって「江戸」って為んなる「センセ」みたいなの。国を挙げて「エコ・ライフ」を提唱するんなら安倍総理は「贅沢禁止令」でも発令してご覧になるぅ?!ただし江戸時代は260年以上も「戦争が無かった時代」よ。「タカ派のボクちゃん総理」、イイ子に出来るかしら?　　　ﾀﾞﾒﾎﾟ..._〆(ﾟ▽ﾟ*)