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2006年12月15日
結婚おめでとう(⌒∇⌒。)三(。⌒∇⌒)。
[ 時事を斬る ] 

大笑いこの年になるとね、“人の不幸が蜜の味”でね、幸せコイテル方たち見ると、何気にムカッパラ立つお年頃でして。でも本日の「ドクちゃん結婚」ニュースは、泣けてきましたわ号泣わが子が結婚するとしたらコンナ気分になるモノかしら。

 ベトナムのドクちゃんはベトちゃんと双子の兄弟。産まれた時、二重胎児として生を受けその後、ベトちゃんは体がくっついているまま危篤になったり、やがて「日本の医療チーム」参加で日本での切り離しオペが成功したりして、話題になったものね。その時、原因がベトナム戦争時にアメリカが使用した“枯葉剤”、と言うことでアラタメテ震撼いたしましたもの・・・(;´Д`)

 だって、枯葉剤が撒かれて何年も経っていたんですわ。切り離しのオペの後彼ら兄弟がベトナムに帰って数年後、アタクシもベトナムに行く機会に恵まれました。ホーチミンが中心だったんですが戦時中、もっとも戦況が悲惨だったと言う「フエ」に行くことも出来、いつもの「スチャラカ気分」が吹っ飛ぶ経験をさせて頂けましたわ。だって、100万人もの枯葉剤の後遺症に苦しんで居る「戦後生まれ」が居るんですのよ(´Д`ヽ)(/´Д`)/アタクシは「テレビの中のベト、ドクちゃん」だけしか「見ていなかったわけ」ですもの。まぁ、アタクシの口から何を言ったところでミジンコのクシャミのようで「無言」の崇高さってあるんだわ。って学びました。

 帰国後、また数年後日本国埼玉県所沢で「ダイオキシン」事件発生。(発覚?) その時初めて所沢のダイオキシンがベトナムの枯葉剤と同じである事を知らされ驚愕しましたわ。しかも、産科の看護師の知り合いが時を同じくして言った言葉……「最近、奇形児の流産や死産に立ち会う事が増えたわ。」

 ベトナムで撒かれた枯葉剤は明らかに敵国にダメージを与えるために「故意」で行われた事。でも一方で撒いた国の兵士もまた後遺症で苦しんで居るのもまぎれようの無い事実。親方アメリカが認めようと認めまいと……。では、所沢はどうTOKOROZAWAは故意???

  「ベト、ドクちゃん」はアタクシに環境問題だけでなく平和の事そしてシニカルでクソ生意気で、性格曲がってるこのアタクシに「おめでとう」なんて思わせてくれる「存在感」。

 ところでアタクシ子供の頃、小児病院の官舎に住んでおりましてね、今では考えられないけれどホルマリン漬けの臓器や胎児の並んでいる「病理室」や「霊安室」で“かくれんぼ”してましたの。「夢野久作」の小説の冒頭を地で行く「不条理さ」ですけどコレが当たり前の日常で…、ただ、隠れていたベッドに亡くなったばかりの御遺体がストレッチャーで運ばれて来たときは見つかって官舎の悪ガキ全員こっぴどく叱られましたわil||li _| ̄|○ il||lアノ後、霊安室には鍵がかけられるようになりました。めでたし、めでたし。○ 0 o o -y( ̄◇ ̄)ぷは〜

最終更新日  2006年12月15日 19時50分02秒