夕べTVを見ていたら(報道ステーション)寺島実郎氏がお出になってらして、モビに構いながらの雑然とした雰囲気の中に有って“ピカリ”と光ったお言葉が…
それは寺島氏御本人のお言葉ではなく内村鑑三氏の言葉の御紹介でした。近頃イイ言葉をお聞きしても、伺うソバから忘れてしまう事実に落胆し、もうコレは書きましょう、と。御披露して残しましょう、と。φ( ̄∇ ̄o)
人間は死んで何を残すべきか、また何を残せるのか。
「それは、財産でも子孫でもなく“その人がどんなにか誠実で人のために生きたか、その行いだけが思い出として人々の心に生きていく”」と。
キタ━━(━(━(-( ( (゚∀゚) ) )-)━)━) ━━ !!!!!
と、思いましたわ。アタクシには今の所、子供も無く、財産などはきっと、一生無く、残せるものなんか見渡したってモビの毛一本たりとも出てきやしません( ̄ー ̄)
何がムカつくと言えば、大金持ちの企業家が、ムダに贅沢を誇りとし、自家用ジェットだのお城のような家に住み…オキャクサマであろう“お茶の間の視聴者サマ”の前に“コレ、みよがし”な「I Love Me」さにアタクシは下劣、下品を感じるばかりですの。だって、御本人の才覚は置いておいても、お金の出所はドチラからなんでございましょうか。お茶の間の方々のお財布から出されたお金ではございませんの?キョロ(((゜◇゜;
);゜◇゜)))キョロ
お行儀の悪さと品性のイヤシさは同じではありません。(と、アタクシは思っています。)アタクシはお行儀の悪さでは定評がございますが(〃⌒ー⌒)たぶん、大化けして大金持ちになってもあんな、品の無いお金の使い方はしない、と思うからですわ。まっ、ソノ前に大金持ちにならない気もしますけどね。
昔から我が家では「起きて半畳、寝て一畳!」だの「自分の身の丈に合わせた生活」だの口やかましく言われてまいりましたから、アタクシも派手な言動の奥にコンナしみったれた根性が根付いたのかも知れませんわ。
父は外地で生まれ育った為やたらと、まだ見ぬ祖国である日本の、しかも“武士道”だの“葉隠れ”だのに必要以上に執着し(まるで外国人のサムライ・マニア)自ずとアタクシへの“躾”に顕示されるようになったのでしょう。
そんな父が生きていたからこその彼への反発は、彼が死んで今、こんなふうにアタクシの中で肯定され、繁殖している事実に驚いちゃったりしますが、夕べ寺島実郎氏を通しての内村鑑三の“言葉”に触れ、アタクシにも残せるモノは在ったんだわ!と感動した次第ですの。
父が生きている時には解からなかった多くのこと。父は亡くなって初めて、アタクシへの「躾」を完結したのかもしれないですね。もっと、キチンと言うんだったわ。
“パパ、ありがとう。アタクシのパパがあなたで良かった”
明日は“父の日”全てのパパに《愛》を!〜
最終更新日 2007年06月16日 13時08分58秒