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2007年8月29日
東村山の田舎まんまの暖かさ(=⌒▽⌒=)
[ 王白姫的独白 ] 

ぽっこう見えましてもアタクシ(ドウ見えるんだか^^;)お一人様外食は苦手ですの。でも、性格の悪さと、イソガシさが祟り、今日はごはんお一人サマ・ランチごはん

 コンナ日は決まって「純手打ちうどん ますや」で名代肉汁うどん七百円をオーダーしますの。手打ちのうどんを薪で茹でて冷水でしめ、暖かい肉汁(豚)につけて頂く、と言う…。「ますや」では“あて”に普段はごぼう天、人参天、たまねぎと紅しょうが天の三種の天麩羅がつきますの。この三種にしたって季節とかで多少違いますが、揚げたてでサクサクですわ。本日はコレに茄子の蒸したのがついてて、おまけに“おお、ねぇちゃん、あんだってまぁ、久しぶりだっただいね〜、あ〜に、しらばっくれてたんだよぅ”とかぼちゃの天麩羅もつけた下さったんですわ\(^▽^\)(/^▽^)/わあいっ♪

 別に、しらばっくれてたわけじゃありませんが、このお方の歓待の流儀ってのが、こう、また、乱暴な中の暖かさってものですの。

 12時前だと言うのに店内、ほぼ満席。平均年齢70歳(〃 ̄ー ̄〃)ホトンドの方がこの“肉汁うどん”を召し上がってます。そして、本日の話題は…いえね、ホトンドが御町内のお馴染みの顔ぶれって感じで^^;アタクシだけはドコかヨソモノ感?(馴染んでたりして)

 “さっきよぉ、徳蔵寺の前通ったらよ、《清水家》って、看板あったけどよ、ドコの清水だべ?”と、大昔のお嬢サマ。

 “ああ、俺も通ったけどよ、アノ、清水じゃなかんべ?”コチラは大昔のイケメン男子。

 “あの、清水ってドコの清水よ?”先のお嬢サマ

 “だからよぅ、清一郎ンとこじゃなかんべ?”先のイケメン男子

 “んな、ワケあんめいよ、清一郎んとこならよ、衆議院議員のオエライさんだ、わかんねいような葬式出すはずあんめい?!”店主ますこ登場!!

 一同納得したかのように、再び、ずずびずるずび、うどんをすすり上げましたわ。

 アタクシ、こちらへお邪魔するたび、なんだか昭和30年代ってコンナ感じでしたの〜?ってノスタルジ〜な気分になるんですのよ。建物も店主もお客も年季入ってるのもソウなんでしょうが、テーブルの上の辛子味噌一つお借りするんでも、お隣さんが“おお、気が付かないで、悪かったね”とか、“おねぇちゃん、荷物、こっち置くがいいよ”やら。

IMG_2065.jpg

 今、東村山は西口開発が決まって、なんだかバタバタしてるようなんですがね、ココだけはず〜っと、変わらずにお一人様ランチを楽しんでいけたらな、って、心から思うんですの。東村山が、いくら開発だのナンだので都心のマネッコしたって、東村山は東村山の田舎っぽさを売りにしたほうが、断然に良さが浮き彫りされると思うんですの。

 少し歩けば、トトロの森もあるし…って言えば、Σ('0'*)ハッ!その、トトロの森が「存続の危機」らしいですわ。トトロの森は何処かの不動産屋さんがお買い上げで、ソコに何か建物を建てて販売するとか?宮崎駿氏は存続嘆願のために市役所を訪れたモノの東村山市は財政難を理由に難色を示した、とか?

 なんか可笑しいわ。西口開発のために何十億が動くんですのよ!トトロはその10分の1以下らしいんですの。東村山の存在価値って、東村山の長所って、……一体、ドチラにオアリになるのやら。

 なんなら、皆サマ、アタクシその清一郎ってお方のトコへ、行って参りましょうか?

 トトロの森に、トトロが住んでいないのは、みんなわかっていますけれどね、アソコには少なくとも人々の“夢”だけは住んでらっしゃるのは確かですもの。ヽ( ̄ー* ̄)


最終更新日  2007年08月29日 14時24分44秒